
悠Uサンルームは居住目的として開発され、明るく開放的な内部空間と円形・円錐形の優雅な外観が特徴です。内部が木造仕様なのは世界で唯一のサンルームです。
開発から20年余、高額商品であり、基本コンセプトが変わることなく、売れ続けていることは極めて稀です。これも悠Uサンルームの特徴であるオシャレな外観と快適な内部空間故のものであり、生きとし生けるもの全てが好む理屈抜きの「もの」であるからです。
悠Uサンルームは多様なニーズに応え、様々な改良、施工実績を重ねて参りましたが、この度、時代のSDGsに重きを置いた、大きな二つの改良を行いました。
その1
令和4年5月以降の受注分より、従来内部(内観)で「栂」材を使用していた木部部分に「木曽桧」を使用するものとし、これを基準仕様とすることにいたしました。
これは、高級イメージのある悠Uサンルームの一層のグレードアップと品質向上を図るもので、見た目も美しく香りも良く対候性にも優れた木曽桧材を使うことにより、一層の快適空間を目指したものです。
国内の材木は、戦後、資源、防災の観点から植林され続け(70年間)、今や建築資材として立派に役立つものとなりました。中でも木曽桧は良質な木材として国際的なブランドであります。
↑ 垂木、額縁、柱等桧材を使用
その2
従来の基準屋根仕様はツインカーボと5㎜強化硝子を合体したものでしたが、準基準仕様として、その下部に断熱材・天井材(シナ合板またはアルミ樹脂複合板)を取り付けるという仕様を採用いたします。
↑ 断熱仕様の天井の施工例
特に先端の二等辺三角形分5個所を着脱できるものとし、従来の「夏暑く冬寒い」を劇的に改善いたします。先端部分が容易に取り外しができるので、冬は太陽の温もりや明るさを十分満喫できます。さらに、天井裏部分を空気流動喚起構造とし、結露防止や夏涼しい住空間を演出しました。
今後、準基準仕様として積極的にお勧めいたしたく思います。
↑ 先端部取り外し可能な天井の施工例